FX徹底比較TOP > 高金利通貨とは?
高金利通貨と呼ばれる様な金利が高く設定された通貨があります。
こういった高金利通貨は基本的に資源国が多く、
為替レートの変動率(ボラティリティ)が高い傾向があります。
少し例を挙げれば、メジャーな所で豪ドル(オーストラリアドル)や
NZドル(ニュージーランドドル)などになりますが、
最近はトルコリラや南アフリカランドなどが人気です。
こういった通貨の特徴は金利が高い事と同時に、
国内がインフレ傾向にある事や為替レートが変動しやすく
振れ幅が大きいのも特徴です。
高金利通貨なので、常に人気の通貨ではあるのですが、
世界的な不景気時などに影響を受けやすい通貨なので、
常にその国の経済や政策金利の動向に注意しなくてはいけません。
長期で取引する場合には、そういった経済の動向をチェックするのは
どの通貨ペアを扱っていても同じ事ではありますが、
高金利通貨の場合は大抵の場合に情報を入手しにくく、
その国の経済状態を把握するには難しい場合が多いものです。
資源国通貨の場合は商品先物や世界的な経済動向が
そのまま反映される場合も多いので、判断の際には
外部環境を考えて取引するのも方法です。
また前提として、高金利というのは、その分だけインフレが進む
という事でもあるので、「高金利=有利」という訳では無い事を
知って置いて損は無いと思います。